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亜美の妹と会ってから、2日後

ちょうど僕は仕事が休みで、何故かは記憶に無いが大阪の十三に遊びに来ていた
昼過ぎに公衆電話から着信があった。
電話の主は亜美だった。

亜美『もしもし、迷惑かけてすいません 汗 実は彼氏に携帯を取り上げられまして…』

僕「何で携帯取られたりするの?」

亜美『彼氏に風俗で働いてるのバレてしまいました』

僕「何でバレたん?」

亜美『店の名刺を家に持って帰ってしまって』

僕「はっ?お前アホやろ 汗」

風俗店の名刺があったのを彼氏が不審に思い、
亜美の携帯を彼氏が見たら、僕との出勤確認のメールのやりとりを見て彼が激怒したらしい

てか、1つの疑問
彼氏って、元々は亜美と僕が日本橋のホテヘルで働いた時のお客さんだったのに
何で亜美は、風俗で働いている事を隠していたのか?
って事

その事を亜美に聞くと
亜美『実は…』

話の内容を要約すると、
今の彼と付き合う際に、彼から風俗の仕事を辞めるようにと一方的に言われたらしい。
でも、亜美には友達のせいで作った借金があったが、彼氏に借金の事は言えなかったそうだ。
だけど、風俗の仕事を続けないと借金の完済はしんどいので
彼氏に黙って風俗の仕事を続けた。
ってな内容だった。

恋人に本当の事を言えない恋愛関係って、どうよ?
とは、思ったケド
まぁ、その辺は置いといて…

僕「で、仕事はどうするん?」と聞くと

亜美『実は色々考えてたんですケド、やっぱり家の近所で仕事すると、どうしても変な気を使うんで、大阪の店ドコか紹介してもらえませんか?』


確か…
俺と、仕事したいと言ったのは
オマエやったやろ(笑)

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