ナツさんに、僕がソープで働いてる女の子を軽視してるように思わせていた事でナツさんを苦しめていた事を
心から謝罪し、必死に弁明した…
二人のわだかまりは取れたが
突然少しナツさんが黙り込んだ。
『なぁ、私そろそろ風俗引退しようかと思ってんねん…』
僕「まぁ、良いんぢゃないの。何か理由でも?」
ナツさん『高級ソープで働いてるのに、お客さんに見せれるような身体ではなくなって来てさ。ワタシ元々、細かったやん?
でも、食べても全然太れんくて逆に体重落ちてきてガリガリなってきて 汗 さすがにもうアカンかなと思って…』
僕の中ではナツさんて、常に光輝いていた女の子だったから、
彼女が風俗を辞めるを聞いて少しショックだったが、
その気持ちを悟られないように平然を装った。
「彼氏も居てるし、彼精神持ってるケド働いてるんやろ。もうフツーの仕事して生活したらエエんちゃう? ウチの彼女は、まだ医者から働ける許可出てないし、まだマシなったケド病む時あるから僕の結婚はまだ先の話やわ 苦笑
まぁ、お互い幸せになろうよ(#^.^#)」
まぁ、機会あれば二人で食事でもしようよ
と、言って電話を切った…
僕はもう風俗業界を辞めてる人間だけど
それからナツさんとは連絡は取ってないし
ナツさんからも連絡はない。
僕と関わる事で、ナツさんに風俗で働いていた事は思い出して欲しくないと感じてる部分がある。
彼女は稼いでたし
僕の中では輝いていたイメージだけど、
彼女が働いていた間
ツラい出来事とかも沢山あったから
それを知ってる僕は、きっと彼女にとっては嫌な事を思い出すキッカケになりそうな気がして、
きっと僕の事は存在して欲しくないと思ってそうな気もしてるからね。
でも、僕の中では苦楽を共にした戦友であり
彼女と出会えた事は僕にとっては
良い出来事であったと思ってます。