戦友
僕が日本橋のホテヘルの店長を辞めて、再び福原の箱ヘルに戻った時の話…
僕が働いてた箱ヘルは3店舗系列があり、来客数は3店舗とも1日100人は超えてました。
ところが上の人間の夢だったらしく、そのウチの1店舗をソープにすると言い出したんです
個人的に風俗業界に入った時の自分のポリシーで、ヘルス系でしか働かないと決めていたので
ソープだけの転勤はしたくないと思ってました
まぁ、でも今まで転勤した事ないし大丈夫かな…
そんな気持ちで日々勤務してました。
で、1店舗をソープにする事で在籍していた女の子も動きがありました
ウチのヘルスからは、ソープを成功させる為に何人かの看板嬢がソープに移籍して
逆に、ソープになる店からはソープでは働きたくない女の子がウチの店に数人移籍して来ました。
移籍組の女の子が来て暫く経つと、僕は異変を感じました。
僕以外のスタッフ達が、移籍した女の子の中で1人だけ扱いを変えていました。
僕以外のスタッフ皆、その女の子を避けて、よそよそしい扱いをするのです。
その女の子はナツさんと言いました。
何でナツさんに、そんな扱いしてるのよ?
とスタッフに訪ねると、
「ナツさんの彼氏は、K店長やんか」
…K店長とは、系列店のソープになる店の店長で、見た目がコワモテだし言動も荒く
アダ名が
『ヤクザ』
と、言われてました(笑)
他のスタッフは、そのヤクザの彼女の肩書きにビビってナツさんを避けてたんです
はぁ~、ウチのスタッフのレベル低いわ~
と、思いながら僕は他のスタッフがナツさんを避ける分
ウチの店が、ナツさんに仕事しやすい環境であって欲しいとゆー思いから積極的にナツさんと関わる事を意識してました。
指名取れるし、クレームも出さない女の子に冷たい扱いってオカシイでしょ?