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サツキさんの影のある部分が気になっていた僕は、サツキさんの心の鎖を解こうと
サツキさんが待機室に居る時間は、サツキさんのトコに行き他愛もない話をしたりとか仕事の話とかしたりしてみたが、
僕に対して笑顔で接してくれるものの
どっかで壁を作って踏み込めない感じが否めない日々が続いた。

一方で初見で稼げる事を見抜いて居たので
フリーのお客さんをサツキさんに付けまくって居た。
店に、お客さんを返せる能力がある女の子に仕事を優先的に接客してもらうのは至極当然の事なのだが、

多分ではあるがサツキさんに対して特別な感情を抱いていた気がする。
そんな短期間で恋愛感情を抱いたワケではないだろうが…

確かに影を感じる女性だが、おおらかで汚れを感じない彼女と接してる時は純粋にただ楽しい時間を過ごしていた気がする。

サツキさんは次第に指名が増えていき、入店して一ヶ月経たない状態でランキングの上位になっていた。

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